会社名 | マスターシステム |
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代表者 | 大石久巳 |
事業内容 | 学習システム及び学習支援システムの開発・販売 委託開発 |
本社所在地 | 〒514-0041 三重県津市八町1丁目2-28 太田ビル3F TEL:059-225-7454 FAX:059-225-2854 |
マスターシステムのコンセプトは『生徒個々の現状と目標を明確にし、その目標に向けて最も有効な自立(律)的学習環境を提供する』というものです。以下開発の経緯です。
私どもの学習システム開発の原点は、学習指導の現場の経験の中から得た「こういうシステムなら、どんな生徒でも必ず勉強が面白くなり、成績も上がるにちがいない」という思いから生徒達のために作りはじめたレベル別体系プリント教材でした。合わせて、成績管理やテスト管理等々の様々な関連処理の体系化も行ってまいりました。そして、大変な作業ではありましたが、その取り組みには一応の手応えと成果はありました。しかし、十分満足のいくものとはいえませんでした。生徒個々を完全にフォローするにはアナログ的手法では限界があったのです。殊に、運営教室が10校を超えるようになってきますと、各教室の各授業でのそれぞれの生徒の状況や成績は担当講師に依存する他なく、せっかくのシステムも講師次第ということになってしまったのです。システム運用の大きな目的の1つでもあった、授業品質の均一化や管理の一元化は結局実現しませんでした。
そこで、当時世に出てきたばかりのPC(パーソナルコンピュータ)を利用することとし、システムのデジタル化を開始しました。当初はプログラムの作成作業はシステムハウスに委託しておりましたが、細部のカスタマイズ量が膨大になってきてしまったために、結局は自社でのプログラム開発が必要になりました。そうなると、教室運営とシステム開発がともに中途半端になる懸念が生じ、さらにいくつかの専門商社や学習書籍出版社からも商品化の誘いをいただくようになったのを機に開発と商品の製作及びサポートに専念することとなりました。
お蔭をもちまして、現在までに多くの学校や学習塾の先生方に弊社の製品や関連品をご利用いただける様になりました。そして、この10年程のPCの発達と普及、なかんづくインターネットによってもたらされた環境の変化により、いよいよ当初理想としたシステム
- ◎ 学習過程と成果の可視化
- ◎ 教育サービスの均一化
- ◎ 全ての管理を一元化
- ◎ やらされる学習からやる学習への変質
- ◎ 定期試験や入学試験の結果の事前予測と対策
- ◎ 人によらずシステムによる環境
を現実のものとすべく、数年前に第三次開発の取り組みを開始いたしました。
これらを実現するにはプリント作成システムだけとか授業ビデオシステムだけとかの単一のシステムのみでは不可能です。単一システムだけに依存するのは短期なら良いのですが、長期では逆に弊害が出てきます。複数のシステムが臨機にバランスよく機能する必要があります。
それで始めて(教える)→(練習する)→(テスト(評価)する)の流れが個別にストレス無く実現できるものと考えます。
学ぶに楽しく教えるに愉快な理想の学習環境を実現するためのトータルシステムとしてのマスターシステムの開発・改善に終点はありません。